普通の主婦が頑張らないで10人招待のホームパーティを開催する方法

暮らし

「最近、おしゃべりしていないから皆で集まってお茶でも飲まない?」

ゴミ出しで会った近所の奥様からこんな声かけをされました。

「それでは皆で集まってみましょうか」と合意したのはよいけれど、ホームパーティなど開催したことのない私は途方に暮れました。

そこで今回、右往左往しながら開催したホームパーティの準備についてご紹介します。普通の主婦が、準備も食事も頑張らないで人をお招きする方法です。

突然人を呼ぶことになって困っている方、参考になれば幸いです。

ホームパーティ開催前の準備

ホームパーティを開くと決まったら、何が必要かリスト化しておくと漏れを防ぐことができます。思い出したら書き加えたり、準備が整ったものは削除したりすることで効率的に進められるのでおすすめです。

ToDoリスト作成

やることを順番にリストに挙げていくと漏れがなくなります。参加者を決める、招待状を送る、場合によってはLINEグループを作るなど、思いつくことを挙げていきます。

私は、飲み物や食べるものについて、選択肢を挙げて決まったことに○を付けていきました。

  • 飲み物→各自持参・コーヒーポット注文・電気ポット準備
  • 食べ物→各自持参・テイクアウト(お店の候補を挙げる)

ほかにも、調べておきたいことや忘れそうなことを思いついたらすぐにToDoリストに書き加えておきます。

掃除・片付けする場所を整理しておく

掃除や片付けをする項目については、「掃除場所→玄関・トイレ」ではなく何をするか具体的に書いていきます。

例えば、玄関であれば下のようになります。
 ・靴の整理
 ・玄関の棚のホコリチェック
 ・床タイルの掃き掃除
 ・臭い

掃除や片付けのポイントは、実際に玄関から開催場所まで歩いてみて目に付くところを掃除・片付けることです。

お気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、私はミニマリストでもお掃除をこまめにやる主婦でもないので、人を招くときはこのように一生懸命片付け・掃除しなければならない状況になります。

ホームパーティ開催までに決めておくこと

ToDoリストに挙げた項目の中には、開催日や誰を招待するかなど、1人で決められない内容もあります。

協力してくれる参加者がいるのであれば、不安や心配になったその都度、相談して決めていきましょう。

招待する人を決める

ホームパーティに招待する人達は、幹事となる人を中心に決めるのがスムーズかと思います。後に角が立たないように調整するのがおすすめです。

2~3人という少人数の開催でしたらその場で決まることも多いでしょうが、それ以上となると、
「では、あの方に声をかけてみましょう」
とその場にいない人も候補に挙がることがあります。

ちなみに、私が今回開催したホームパーティに招待したのは、ご近所でお互いに連絡先を知っている方々です。

日程を決める

日程調整は、ホームパーティを開催する上で気を遣う準備の1つでした。5人以上を招待して開催する場合は、全員がそろわないケースを初めから想定しておくことをおすすめします。

私が日程を決めるために使ったのは、SNSの日程調整機能。2週間から1ヶ月程度に設定して、多少返信が遅くても対応できるようにしました。

あくまでも私の場合ですが、参加者が3人以上集まれば開催します。

  • 一生に1度の開催ではない
  • もう会えないわけではない
  • 次回、全員が集まったときのための予行演習

このように考えると、ハードルが低くなります。

開催時間を決める

ティータイムの開催にするのか、ランチを楽しむのか。開催時間で準備するものが変わります。

例えば、2時からの開催であれば飲み物とお茶菓子。お昼前後スタートであれば、飲み物とお茶菓子に加えて食事、食後のデザートも検討しておきます。

開催時間を決めることで、出席者もどのような会であるのかイメージしやすくなるでしょう。

私が開催したホームパーティの場合は、午前11時から夕方まで。開催時間内の出入りは自由です。

子どもが帰ってくるタイミングで中座できることや、午前中の用事を済ませて途中参加できるなど、出席者が頑張らずに参加できるように気を遣ってみました。

食べるもの・飲むものを決める

お互いに気を遣わないために、お茶菓子持参とすることや飲み物担当、などと参加者にちょっとした係りをお願いするのもおすすめです。

ここからは、私が準備したことや利用したサービスをご紹介します。

お菓子

おせんべいの一袋、クッキーの一箱。普通の平皿にペーパーナプキンを広げて盛り付けると、なんとなく格好がつきます。

私は倉庫型スーパーのパンなどを用意しておきましたが、参加者が何かしら持参しくれたので、準備せずともよいほどのお菓子や果物が並びました。

ランチ

ランチについてはテイクアウトを事前に注文しておくか、デリバリーを利用すると手間がありません。

今回はデリバリーを選択し、当日、集まってからスマホを見て選ぶことにしました。

デリバリーについては、各自が好きなお店で注文することで、割り勘などの会計の手間がなくなります。一方、同じお店でまとめて注文する場合には、同じタイミングで全員の食事が届くというメリットがあります。

飲み物

飲み物については、コーヒーチェーン店のポットサービスが便利です。5杯で千数百円。

今回は、ポットのみを注文しましたが、コーヒー以外を飲む人から希望を聞いて一緒にテイクアウトする方法もあります。

また、家に電気ポットのお湯と数種類のティーバックを用意して、好きなお茶を選んでもらうのもよいでしょう。

ご招待状を出す

ある程度の内容が決まったら、参加してくれる方々にご招待状を出しましょう。みんなで話し合いながら決めたことであっても、伝わっていない人がいる可能性があります。

私が招待状に記載した内容はこちらです。

  • ホームパーティが決まったご挨拶
  • 日時
  • 場所
  • 昼食の有無、または内容
  • 連絡事項(不明なことがあったらお知らせください等)

私が使ったのはSNSの一斉送信ですが、ハガキやカードを作って配ってみるのもおすすめです。

ホームパーティを開催するときに気を付けたいこと

ホームパーティ開催を振り返るにあたって一番大事だと感じたのは、おおらかな心を持つことでした。

「〇〇さんから返事がこないから、日程が決まらない」
「今、彼女は楽しんでいないかもしれない」

気にしていたらきりがありません。

日程連絡は、返信がなくても3日程度様子を見ましょう。

当日、楽しそうに見えなかったお客様にも、お見送りの際「今日はありがとう」と笑顔で挨拶します。後日、声をかけてみると気にしていなかったり、意外に楽しんでいたりするものです。

最後に

私が頑張らないでホームパーティを開いてみた経験を紹介しました。

頑張らないポイントは、参加者に協力してもらうことと市販のサービスを利用することです。

ホームパーティがお開きになったら、当日中か翌日中に「来てくれてありがとう」メールを送りましょう。参加者の反応があれば、さらに達成感が得られます。

いろいろなことが落ち着いたら、気が置けない友人たちと楽しいひとときを過ごしてみませんか。

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