ライフログにバレットジャーナル?!手帳に使う単語一覧

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今も昔も雑誌で取り上げられる「手帳の使い方」。
少し前には〇〇ルーティンが流行り、朝な夕な手帳を広げてログを付ける人も増えています。

私もそんな手帳を使いこなせる女性になりたいと、調べてみたところ聞いたこともない単語がたくさん。
今回は備忘録の意味合いも兼ねて、手帳術に使われる単語をまとめてみることにしました。

ライフログってなに?おうち時間で活用できる?

ライフログとは、人の生活や行動を記録していくことの総称です。

記録する技術のことも、記録自体のこともライフログと呼びます。

身近なものでは、いつも持ち歩いているスマートフォンやスマートウォッチのアプリ。

歩数や一日の消費カロリー、睡眠時間を日々記録していくものもライフログに当たります。

人の活動「life」をデジタルデータとして記録する「log」という意味ですね。

ログはデジタルデータに関わりません。手帳につける日々の記録もライフログと呼ばれ、昨今では一日のルーティンのひとつとして活用されているようです。

おうち時間で活用できる?

ライフログは自分の行動記録。様式も決まってはいません。
手帳につけるライフログのメリットは、自由であることでしょう。
どんな記録をつけるかも自分次第です。
ライフログという言葉が流行っていなかった頃から続けられてきたライフログの代表と言えば日記。
1日を振り返って自由に記録する。
スケジュール帳のウィークリー欄を日記にすることが、学生時代に私の周りで流行っていました。

バレットジャーナルってなに?おうち時間で活用できる?

バレットジャーナルは、手帳術のひとつです。
アメリカのデジタル製品デザイナー、ライダー・キャロル氏が考案し、2013年に動画を公開したことで広まりました。
バレットジャーナルは、自分が管理したいことをリスト形式で書き込んでいきます。
最大の特徴はバレット(Bullet)という英語の中点「・」や記号を使い、箇条書きで記入していくこと。
箇条書きにすることで素早く書くことが出来るため、タスクや記述することが多い人に向いているといわれています。

バレットジャーナルに使われる単語

バレットジャーナルは手帳術。記入の仕方にはルールがあります。
まず「・」箇条書きでやることをリスト化し、当日や当月に実行出来たものに「・」の上から「×」を入れ、日程をずらす場合は「>」や「<」を書き込むというもの。
ルールに基づいて使われる単語もあります。
ラピッドロギング
迅速な記録法と訳されます。バレットジャーナルは素早く書くことも目的のひとつです。
考えたことや思い付いたことを忘れずに素早く記入するために、行頭に記号を使って箇条書きにしていくことがルールです。

  • バレット
    英語の中点「・」。箇条書きの行頭の記号のこと。「キー(KEY)」とも呼ばれます。
  • キー
    インデックスの前後や手帳の最後に、箇条書きの記号の手がかりのページを用意しておくことが推奨されています。

    主なものは
    「・」すぐに実行できるタスク
    「×」実行したもの・完了したもの
    「>」翌日に移動したタスクや予定
    「<」今すぐやらなくてよいタスク・いつかやりたいこと
    「―」メモ・思い付いたことや情報など

    キーの記号は自分ルールなので、自由に設定しても良いとされています。
  • インデックス
    バレットジャーナルの最初のページは目次として使われます。
    この目次ページがインデックスです。
  • フューチャーログ
    インデックスの次は、見開きを使って半年から1年の予定が見えるページを作ります。
    大きな目標やイベントへの予定や、プライベートな予定も書きこんでいきます。
  • マンスリーログ
    1ヶ月分のカレンダーのこと。当月の予定に加えて目標ややるべきこと、前月に出来なかったことを記載していきます。
  • デイリーログ
    本日の予定や、やることを管理するページです。

バレットジャーナルっておうち時間で活用できる?

主婦である私がバレットジャーナルを使うとしたら、何に活用するだろうか。
まずは家事一覧を可視化して、一か月の掃除の予定を書き込むと思いました。
しかしずぼらな私は、「<:いつかやりたいこと」が量産されるような気がします。

ハビットトラッカーって何?おうち時間で活用できる?

ハビットトラッカーとは、習慣づけたいことに使う手帳術。
タスクに対して一か月の分マス目の表を作り、毎日マス目を埋める達成感を味わいながら習慣づけを行っていくというものです。
ハビットトラッカー用にマス目になったスタンプや、専用の手帳なども販売されています。

おうち時間で活用できる?

ハビットトラッカーは、楽しく習慣化することを目的に使っている人が多いようです。
私の記憶の情報ですが、人は欠けた欄があると埋めたくなる心理があるとのこと。
例えば夏休みのラジオ体操のハンコをもらうことや、お天気調べ。
お稽古事で使った、行ったらもらえるシールブックも含まれるでしょう。

大事なのは「楽しく」ということ。
家事のひとつひとつ、毎日塗っていたら1か月後には気持ちの良い達成感が得られるのではないでしょうか。

エディット手帳って何?おうち時間で活用できる?

エディットとは編集するという意味。株式会社マークスが開発した手帳です。
1日1ページで記入するもの、見開きのマンスリーページのもの、週間タイプは3種類あり、予定や雑記などを記入できる内容になっています。
手帳のサイズによって構成内容が違い、自身のスタイルに合わせられる仕様になっています。
エディット手帳とは手帳術ではなく、手帳の種類のことでした。

おうち時間で活用できる?

「エディット手帳」という枠に、自分がどう書き込んでいくかがこの手帳の活用の醍醐味です。
マンスリーページを使って資格試験勉強のプランを作成し、週間ページや1日ページでさらに細かい目標設定や振り返りを記入していく使い方。
日記としてや日々の料理のイラストを描いて活用している人もいるようです。

タスク管理・TODOリスト

やりたいこと、やらねばならないこと、やるべきこと。これらを箇条書きにしてチェックボックスを付けたものがTODOリストです。今や百円均一にも専用ノートが売っていますね。TODOリストと言わなかった頃も「お買い物メモ」など、箇条書きにしたメモを活用していたのではないでしょうか。

タスクとは課題・仕事のこと。
タスク管理も人によってはリスト化してチェックボックスを設け、TODOリストのように活用しているのではないでしょうか。

タスク管理とTODOリストの違いとはなんでしょう。
それは、期限があるかどうかです。期限のある課題は「タスク」。いつかやることは「TODO」。ビジネスの場ではこのような使い分けをしています。

おうち時間で活用できる?

TODOリスト、私はすぐに作ってしまいます。
付箋に書いてスマホに貼る。プレッシャーをかけたかったら机の真ん中や冷蔵庫のドアなど、どうしても目に入ってしまう場所に貼り付けておくこともあります。
いつまでも目に付くのは嫌なので、当日中に片づけられるというメリットがあるのです。

しかも、このTODOリスト。カラーでラインを引いて「午前中」などと期限を設定してしまうことも。
言葉の使い分けは知りませんでしたが私は以前から、勝手にタスク管理とTODOリストを一緒にして一元管理をしていました。
タスク管理・TODOリストに耳なじみが無い人も、「やることリスト」や「お買い物メモ」などと言葉を変えると、既に活用している内容だったりしませんか。

ガントチャートって何?おうち時間で活用できる?

ガントチャートは、ビジネスの場では工程管理に使われる表のひとつです。
例えばあるプロジェクトに複数の部署や人が関わっている場合、ガントチャートに作業内容ごとに担当やかかる時間(工数)、スケジュールを書き込みます。
ガントチャートを確認することで、担当者に問い合わせることなくどこまでプロジェクトが進んでいるのか一目でわかるようになっているのです。

昨今このガントチャートも、手帳となって販売されています。

おうち時間で活用できる?

ガントチャートの強みは、長期の予定を一見して把握できること。もし自分が学生だったら、生徒会の予定やテスト・受験の勉強の進捗も管理したいところです。

これをおうち時間にどう活用するのか調べてみました。

ガントチャート手帳は縦軸にタスクを記入する欄があり、横軸は一か月間の日付が並んでいます。
これ、何かに似ていませんか。

「ハビットトラッカー」。
ガントチャートは、まずハビットトラッカーとして活用できます。

しかし、1日ずつマスを塗るのではなく「いつからいつまで」という管理が出来るのがガントチャートの特徴です。
おうち時間で長期に立てる予定として例えば、大掃除の計画。庭造りの作業工程表にも使えるかもしれません。

ガントチャートは予定だけでなく家事作業の進捗表としても活用できそうです。

手帳術は組合せで自分仕様の一冊を作るもの

耳慣れない単語がたくさん並んでいましたが、手帳術に使われるのは会社で使われていたビジネス用語が生活の中に降りてきたものがたくさんありました。

やることリスト、お買い物メモはTODOリスト・タスクリストと名前を変え、日記はライフログに。

おうち時間の中で手帳を使いこなすにはまず、手帳で何を管理したいかを明確にすることです。習慣化したいことをハビットトラッカーに、期間のある予定はガントチャートやエディット手帳のマンスリーやウィークリー項目で管理します。

予定の進捗は定期的に記入して、バレットジャーナルを活用するなら前倒し・後ろ倒しを検討。
メリハリのある生活が送れそうですね。

そんな私の小さな習慣は、仕事前にコーヒーをいれること。コーヒーを飲みながらマンスリーの手帳で予定表に書き込んだ、やりたいことの進捗を確認することです。

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