ところざわサクラタウン 角川武蔵野ミュージアムの混雑状況

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ところざわサクラタウンの角川武蔵野ミュージアムの混雑状況です

埼玉県所沢市の新名所として「ところざわサクラタウン」がオープンしました。

KADOKAWAによる日本初のコンテンツモールといわれるこの施設。

その中でも隈研吾氏デザインの「角川武蔵野ミュージアム」の外観はインパクト抜群。

オープン当初からメディアでもたびたび取り上げられています。

そんなところざわサクラタウンの「角川武蔵野ミュージアム」「マンガ・ラノベ図書館」「エディットタウン」の混雑状況を紹介します。

ところざわサクラタウンの一番人気?!本棚劇場の混雑状況

本棚劇場は、角川武蔵野ミュージアムの中でそれほど混雑していません。

ソーシャルディスタンスは保たれ、肩がぶつかるような混雑はありません。

入館は時間指定による入場制限があり、滞在時間は3時間以内という理由からでしょう。

写真を撮れば移動する人がほとんどで、閲覧用の椅子も無いため長時間滞在するはいませんでした。

平日の昼間であれば、混雑ポイントであるプロジェクションマッピングのイベントでも肩がぶつかるような混雑もなくゆっくり楽しめます。

しかし、平日でも気を遣うポイントがありました。

本棚劇場では写真を撮る人を優先して、壁面に展示されている本をゆっくり見られないというところ。

じっくり背表紙を眺めたい方は、少しストレスを感じてしまうかもしれません。

本棚劇場ってどんなところ?

本棚劇場は、ところざわサクラタウンの角川武蔵野ミュージアムの4階。

エディットタウンの奥にあります。

高さ8メートルの本棚を四方に囲まれたスペースは圧巻。

写真撮影のベストスポットになっています。

写真を撮ったら満足して離れてしまう人も多いエリアですが、よくみると壁一面がほとんど森村誠一作品群になっている面がありました。

本棚に感動するのも良いですが、

「森村誠一作品ってこんなに沢山あるんだ」という驚きも味わえます。

そしてもっとよく見ると、最近新刊を発売した、加藤シゲアキ作品も展示されていましたよ。

みんなが見上げている本棚劇場の片隅には、今月含め過去3か月の新作の棚が並んでいます。なかなか興味深いラインナップです。

本棚劇場より混雑しているのはエディットタウン

エディットタウンは角川武蔵野ミュージアムの4階。

本棚劇場へ続くエリアです。

角川武蔵野ミュージアムの館内で一番混雑しています。

とはいえ、日時指定の事前購入のチケットで滞在可能時間は3時間。

※滞在時間内であれば出入り自由です。

このエリアの混雑の原因は、エディットタウンで本を閲覧する人、本棚劇場へ向かう人、アートギャラリーなどのイベントを見る前後の人が入り乱れているからです。

しかし最初から入場制限されているので、前に進めなくなるほどの混雑はしません。

エディットタウンを抜けて本棚劇場へ入り、階段を上って武蔵野回廊からの出口。

武蔵野回廊

本を閲覧しなければ所要時間は1時間程度というところでしょうか。

簡単に見て回るだけならもっと短時間で回ることも可能です。

エディットタウンってどんなところ?

エディット=編集。

「難しい本」や「男女のこと」などのテーマごとに、国内外問わず大小さまざまな本を展示しています。

作者ごとではなく、テーマごとというところがイチオシのポイントです。

一番わかりやすいのが大学の図書館のイメージです。

ここでは本を閲覧する目的というよりも、本が陳列されている形・デザインを見てもらうことも目的にしているような感覚がありました。

本を手に取ってデザインのバランスを崩すのが惜しいというような。

しかし閲覧のために椅子はいくつか設けられていますし、ゆっくり本を読む方もいましたよ。

エディットタウンは本だけのスペースでなく、アートギャラリーもあり、透明標本や「荒俣ワンダー秘宝館」も展示されています。

1点気になったのは、低い男性の声の映像がエンドレスで流れているところ。

少し怖がってしまうお子さんもいるかもしれません。

(大人の私ではありますが、少し怖かったです。)

マンガ・ラノベ図書館の混雑状況

角川武蔵野ミュージアムの1階と2階に位置するマンガ・ラノベ図書館。

図書館ですが、閲覧のみで貸し出しは行っていません。

こちらもエディットタウン・本棚劇場と同様で、日時指定時間の入場で3時間以内の滞在。

滞在時間内であれば出入り自由なところも他の有料エリアと同じです。

平日昼間は混雑していません。

多くても15人ほどが座って読んでいるくらいでしょうか。立って閲覧している人はもう少しいますが、気になるほどの混雑はありません。

閲覧エリアの椅子は、1人~1.5人分ほど開けた間隔で設置されています。

平均滞在時間は、本を読む人でも1時間ほどでしょうか。

3時間まるまる滞在する人はいませんでした。

マンガ・ラノベ図書館ってどんなところ?

公立図書館では小規模になってしまいがちのライトノベルエリアが、夢のような広さで展開しています。

しかも、あの頃の懐かしいシリーズ作品や、出会ったことのないマンガやライトノベルに触れられます。

1階と2階で展開しており、本棚にはまだ若干の余裕も。

今後も所蔵が増えていくのではないでしょうか。

私が気に入ったのは、床にペタリと座れる背もたれと低反発クッションの席。

背もたれが斜めになっていて、家でくつろいでいるような気持ちで本が読めました。

ただし、この背もたれは固定されていません。

大きな人がよりかかるとズルズルと動いてしまうので要注意です。

1階はデジタル絵本や、幼児が歩き回れるようなスペースも設置されていて、小学生以下の子供も意識しているようです。

幼稚園児くらいの子供を1人見かけましたが静かにしていました。

とても静かなスペースなので、やんちゃなお子さんは避けた方が良いかもしれません。

静かに本が読める工夫として、靴音も鳴らないように意識してカーペット敷きです。

GW・お盆・年末の混雑状況

2020年11月オープンのところざわサクラタウンは、まだ長期連休を迎えていません。

しかし、混雑は予想されます。

それは敷地内のホテルの併設と、マンガ・アニメの聖地巡礼を意識した施設だからです。

外国語のリーフレットも作成され、海外からの利用者も意識しています。

角川武蔵野ミュージアムの有料エリアは日時指定の入場制限のため、それほどの混雑はありません。

混雑必至なのは駐車場と飲食エリア。

感染対策を意識しての丁寧な対応で、席は空いているのに長蛇の列になるという状況は、平日でも発生しています。

土日の混雑状況

館内の有料エリアは日時指定の人数制限があるので、入ってしまえばそれほどの混雑はありません。

しかし、メディアに取り上げることがしばしば。

テレビ放送後の土日や連休は、希望した日程のチケットが取れない可能性があります。

平日の混雑状況

今のところ角川武蔵野ミュージアムの平日の混雑はあまり予想されません。

私が行った金曜日の午前中も、小学生とみられる子供たちがファイルを持ってあちらこちらに移動していました。

日にちによっては学校の遠足や社会科見学とぶつかってしまう可能性がありますね。

ちなみに、蜜を避けるために子供たちは11時には別の場所に移動しており、その後見かけることはありませんでした。

ところざわサクラタウンには角川武蔵野ミュージアムのほかにも、イベントホールも併設されています。

大きなイベントとぶつかれば平日でも混雑することがあるかもしれません。

イベントの日程のチェックは必要です。

行列ができるのは飲食店でした。

平日13時半頃のコーヒーチェーン店は3組ほどが並んでいましたが、その10分後には20人前後の長蛇の列に。

指定時間まで時間をつぶす人のスポットになる可能性が高いです。

アクセス・注意ポイント

駐車場は3か所設置されているので駐車が出来ないことはないと思います。

しかし角川武蔵野ミュージアムに一番近い第一駐車場は、早々に満車になってしまう可能性が高いです。

加えて、施設の周辺道路から少し離れた幹線道路では、平日でも若干渋滞があります。

時間に余裕をもって行動することをお勧めします。

二輪車についても、台数は少なめですが第一駐車場にも設置されています。

子連れの方やベビーカー・車いすの方にも優しい

角川武蔵野ミュージアム館内の無料エリアは広くとられているので、ベビーカーや車いすの移動はスムーズです。

エレベーターも広く、わかりやすい場所に設置されています。

ただし、無料エリアでも入口右手にあるお土産ショップは通路が狭い箇所があります。

すれ違うときに身を斜めにする程度です。

マンガ・ラノベ図書館は1階に子供向けの閲覧エリアがあり、ベビーカーや車いすでもスムーズに入れます。

2階エリアは幼児向けではなく、中高生以上向きの作品という所蔵になっています。

階段もありますが、エレベーターが出入口近くにあるので移動も楽に出来ます。

エディットタウンは、平日でも少し混雑しているので、ベビーカーの移動よりは抱っこ紐があった方が安心です。子供向けの本は、入口からほど近いエリアにあります。

じっくり閲覧している親子もいましたよ。

通路は広くとられているので、多少の混雑を気にしなければベビーカーでも車いすでも、奥の本棚劇場へ向かうことが出来ます。

しかし、動線は本棚劇場から階段を上って武蔵野回廊へ、という作りになっています。

もちろん、順路ではないので本棚劇場を見てからエディットタウンへ戻ることも可能です。

ただ階段にも展示されている本はベビーカー、車いすの利用だと見ることができません。

4階のエディットタウン・武蔵野回廊へは入口へ戻ってエレベーターを利用して上ることになります。

リピートしたくなる施設 角川武蔵野ミュージアム

新型コロナウィルスの感染拡大が心配される中、平日の日中なら3蜜回避ができると思い、外出しました。

私の行った感染対策は

  • マスク着用。
  • ※ところざわサクラタウンでは飲食店も利用せず、一切マスクを外していません。
  • 数分前に消毒して何も触っていなくても、除菌スプレーがあれば除菌する
  • 必要なものしか触らない

というものです。

角川武蔵野ミュージアムでは、手に取った本は本棚に戻すのではなく

「返却台」へ戻すことがルールになっています。新しい生活様式ですね。

日時指定や感染対策。少し窮屈に思うかもしれませんが、角川武蔵野ミュージアムの基本は貸し出しの出来ない図書館です。

図書館は自分の時間を楽しむもの。

滞在時間を「3時間しか滞在できない」と感じるか「3時間も自分の時間を楽しめる」と思うかではないでしょうか。

SNS用でしょうか。写真を撮っている人もたくさんいましたが、私は本に囲まれた快適な空間で、じっくり本を読めたことにたまらなく贅沢な時間と充実感を感じました。

機会があればまた行きたい、でも出来ればあまり混雑はしてほしくない、そんなわがままな気持ちになった施設です。

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